ハイドロカルチャーを始めるにあたってまず一番初めに用意するであろう植木鉢。
鉢の選び方の基準として必ず挙げられるのが「底に穴の開いていないタイプ」にすること。
せっかくハイドロカルチャーを始めるのなら素敵なデザインのものを使いたいですよね!
ところが、底に穴の開いているタイプの鉢だと即座に候補から外さないといけなくなります。
一気に選択肢が狭まってしまいますが、実は工夫しだいではどんな鉢でも使えるんです!
という訳で今回は、
「底に穴のある鉢をハイドロカルチャーで利用する方法」
をご紹介いたします(〃ゝ∇・)ゞ
手軽に対処したい!受け皿を用意して水漏れ阻止。
最初にもっとも一般的な対処法をご紹介します!
それは、「受け皿」を利用した対策です(●´▽`)
土を使った園芸でもよく見られる光景ですね。
鉢の底に受け皿を置いておくことで、部屋の中を水浸しにしなくて済むわけです。
これはとってもお手軽な方法ではあるのですが、実践する際に注意すべき点が二つあります(`・ω・´)ノ
①植物がきちんと水を吸収できるよう配慮する
②受け皿の水は定期的に捨て清潔に保つ
どういうことか一点ずつ説明します。
まずは①ですが、これに気をつけないと植物はあっという間に枯れてしまうことでしょう。
ハイドロカルチャーでは水の管理が重要です。
鉢の底に穴が開いていれば、水はどんどん鉢の外へと漏れ出していってしまいますよね?受け皿を置いておけば部屋は濡れませんし鉢の中に水をとどめる力も多少はあるでしょう。
ですが、やはり穴の開いていない鉢に比べれば鉢内の水が早く減っていってしまいます。ハイドロボールには水を吸収する力がありますが、ものによっては即座に吸収できない可能性もあります。
水不足で植物が枯れてしまわないように、水を与える頻度や量をしっかり調整しましょう!
次に②ですが、こちらは「虫対策」のためにも必ずこまめに行うようにしてください(`・ω・´)ノ
ずっと水が溜まっていると水が腐ります。不潔ですし嫌な臭いもします…そして虫もわきます。お部屋を華やかにしてくれるハイドロカルチャーで逆にお部屋を汚してしまわないように注意しましょう。
鉢底の穴を完全に塞いでしまうにはゴム栓を!
「受け皿では根本的な解決になっていない!」
「もっとちゃんと穴を塞いでおきたい!」
という方におすすめなのが「ゴム栓」です(●´∀`)ノ
ゴム栓を使って穴をしっかり塞いでしまいましょう。
鉢底の穴にゴム栓を詰めてしまえば穴は塞がります。ぴったり嵌れば水が漏れ出すこともありません。
実は穴開きタイプの鉢の中には初めからゴム栓が付属品として付いているものも!
アートストーン ウォールハンギング24cm(取り付けビス付)
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残念ながらそうでないものの方が多いのですが、ゴム栓付きならそのまま使うことができますね。
ゴム栓が付いていない鉢の場合には、自分でゴム栓を探しだす必要があります。穴の大きさをしっかりと測ってからぴったり合うものを探して購入しましょう。
この方法で穴を塞ぐ場合には、ゴム栓に雑菌がわかないように気を付けてください。時々で構いませんのでゴム栓を洗って、しっかりと乾かすと良いですよ(*´∀`*)ゞ
鉢を鉢カバーにして鉢の外観を損なわずに対処!
最後にご紹介するのは逆転の発想を用いた対処法。使いたい鉢を「鉢カバー」として利用する方法です(σ^▽^)σ
「穴を塞ぐ」と考えるとつい穴自体を埋めるか、穴を外側から塞ぐことを考えついてしまいがち。ですが鉢は上面が開いた入れ物ですから、中から穴を塞いでしまうこともできるんです♪
まず自分が気に入った鉢のサイズをよく調べ、その鉢より一回り小さく底穴のない鉢を見つけます。そして小さい方の鉢にハイドロボールや植物を入れます。そして、その鉢をお目当ての鉢の中に入れちゃいましょう(´・∀・)ノ゚
すると、外観は自分好みの鉢のままで何の心配もなく植物を育てることができます!
スマホにおしゃれなカバーをつけるのと同じように、質素な鉢に素敵な鉢カバーをつけるという感覚ですね。どんなデザインのどんな形状の鉢であっても「鉢カバー」として利用する分には何の問題もありません。
一つの植物に二つの鉢用意することになるので、当然のことながら費用はかさんでしまいますが(´ー`A;)
また、鉢カバーで中の鉢の様子が確認しづらくなります。水量調節や根が元気かの観察は怠らないようにしましょう。それさえ守れるのならどんな鉢でも鉢カバーにできます。好みの鉢を見つけて植物を飾りたててあげてくださいね。
筆者のひとこと。
以上、
「底に穴のある鉢をハイドロカルチャーで利用する方法」
をご紹介いたしました。
いかがでしたでしょうか?
ハイドロカルチャーを楽しむには「見た目」も大切です。好みの鉢で素敵な植物を育ててくださいね( ´∀`)
それでは、素敵なハイドロライフを♪