観葉植物として広く知られていて葉の形がとっても特徴的な「サンスベリア」。
インテリアとしての植物栽培を目指す人は、育ててみたいと思うこともあるかも知れません。
ですが、サンスベリアは一般的に「ハイドカルチャー向きではない」と言われています(´Д`。)
じゃあ室内栽培は諦めようかな…とお考えのあなた、ちょっと待ってください!
実は一般的にハイドロカルチャー向きではないと言われる植物でも、ハイドロ化が可能な場合があるというのをご存知でしょうか?
という訳で今回は、
「ハイドロカルチャーで育てる観葉植物~サンスベリアの育て方~」
をご紹介いたします(〃ゝ∇・)ゞ
サンスベリアってどんな植物?基礎知識&準備品を確認!
まずはサンスベリアがどんな植物なのか、基礎知識と最低限の準備品を確認しましょう!
サンスベリアは主に乾燥地帯で育つ植物。ぴんと伸びた葉が特徴的ですね(●´艸`)
まさに観葉植物にはもってこいな見た目で、店先で見かけることも多い植物でしょう。
「多肉植物」という種類に分類されるのですが、見た目以外にもいくつか大きな特徴があります。主なものは乾燥に強く過湿と低温には弱い、というもので栽培の際にも注意が必要です。
詳しくは後の項目でお話いたしますね。
さて、そんなサンスベリアを育てるのに必要なものは以下にまとめる通りです(●´∀`)ノ
準備するものは他のハイドロカルチャーとほとんど変わりはありません(*´ε` *)
ですが、サンスベリアは過湿に弱いため水の管理にはかなりの注意が必要になります。
可能であれば水位を常にチェックできるよう透明な鉢植えを用意するようにしましょう!
どうしても透明の鉢が用意できない場合や、使用したい鉢が透明ではない場合は水位計を用意しておけば安心です(*´∀`*)ゞ
水位計 ミニ観葉植物用 |
これは鉢にどれくらいの水が入っているかが確認できるグッズで、鉢が透明でなくても常に水位のチェックができるようになります。
ハイドロカルチャーの強い味方ですので初心者の方には特におすすめの一品です。
サンスベリアの栽培に必要なものは?基本的な育て方もあわせてチェック!
サンスベリアの基礎情報が確認できたので次はいよいよ育て方の確認をしていきます!
まず、ハイドロカルチャーを始めるための最初の準備をしていきましょう(´・∀・)ノ゚
①
鉢の底に根腐れ防止剤を入れましょう。
五分の一から四分の一程度でOKです。
②
ハイドロボールを鉢の半分以下まで入れます。
③
サンスベリアの根に土がついてる場合は土を落とします。手で払った後にぬるま湯でも洗いましょう。
サンスベリアは過湿に弱い観葉植物なので手早く迅速に!洗った後はタオルなどで水分を吹きとりましょう。
④
根を傷つけないようにそっと鉢に入れてください。
上から優しくハイドロボールを被せましょう。水位計を利用する場合は水位計も挿してください。
⑤
鉢の五分の一くらい水を入れれば準備終了!
準備はこれで終了です(o´・∀・)o
最も注意が必要なのは根を洗う時ですね。とにかく手早く優しく行うことがポイントとなります。
次に基本的な育て方をご紹介していきますね。以下の点に注意して育ててあげましょう!
水やりは鉢の中が完全に乾いてから。一回につき鉢の五分の一程度の水を与えましょう。
②
冬は水やりの頻度を少しだけ減らします。鉢が乾いて一日置いてから水をあげましょう。
③
葉の元気がない時には水を与えるのを控えましょう。大抵の場合は水の与え過ぎが原因です。(もちろんそれ以外に原因があることもあります)
ハイドロカルチャー向きではない植物なのでお世話は少し難しくてやや上級者向けです(´ー`A;)
ですが、上に挙げた点についてしっかりと注意していれば初心者の方でもお世話できます。
とにかく水に注意して育てていきましょう。
また水を与えるのをやめても葉の元気がない時は、根腐れしてしまっている可能性があります(´Д`。)
根腐れからの再生はやや複雑になりますので、またいずれご紹介できればと思っております。しばしお待ちくださいませ。
元気なサンスベリアを育てるには?お世話のポイントをご紹介!
最後に、サンスベリアを健康に育てるためのお世話のポイントをいくつかご紹介いたします!
・日当たりの良い場所で育てよう
サンスベリアは乾燥に強い植物で太陽の光が大好きな植物でもあります。
鉢を置く場所はできれば日陰ではなく日がしっかりと当たる所にしましょう。
ただし直射日光や強い西日には要注意!この辺りは他の植物と同様ですね。
・風通しの良い環境をつくる
過湿の苦手なサンスベリアのためにも鉢の周りは風通しを良くしておきましょう。
晴れた日は窓を開けて風を取り込むなど、簡単にできることで構いません((*´∀`))
梅雨時期などは特に過湿に注意が必要です。「除湿器」や「扇風機」を利用するのも有りですね!
・冬は鉢を冷やさないように注意
寒さに弱い植物なので鉢を冷やさないようにしましょう。
とは言っても、普通に生活している部屋に鉢を置いておけばまず問題はないでしょう。
窓際が極端に冷える家などでは、鉢の置き場所を変えるなどの対処をしてください。
コツさえ押さえれば怖くない!健康で立派なサンスベリアを育てよう♪
以上、「サンスベリアの育て方」についてお届けいたしました。
参考になりましたでしょうか?
やや上級者向けのサンスベリアですがきちんとポイントを押さえれば誰だってちゃんと育てることができます。
水の管理や風通しに気を配って健康で立派なサンスベリアを育ててくださいね!